備忘録

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起床。文字通り、おはようございます。割いた人参とヨーグルト。
朝刊の配達。ティーシャツとパーカーがちょうどよい気候です。
あらゆる口がスーパー・ムーンとか言っている。この名称はどうにかならないもんか。もっと寄ればスーパー・ムーンZか。
あらゆる口は月を見上げて「うーん、近いね。こりゃどうも」とか言っている。「なんかパワーが違う。感覚的に」とか言っている。
答え合わせをしたいだけだと思った。
東京タワーは遠くから眺めるから女性的で見れるもんなんだと思っていた。
でも麓に立ってみれば、骨格が繊細でどうにも艶めかしくって、彼女ほんとに美人なんだなと思ったこと。
昨夜の月。霞がかった暁の空はすでに限りなくヴァイオレット、そこに半透明の月が降りながら見え隠れしていた。
今年いちばんのうっとりした西空に暫定。
一,二軒を除いて、みんな旅先から帰ってきている。集合住宅に羽虫が出てきた。

帰巣してカレーかスパゲティ。仮眠。
駅前まで商店街を通らずに回り道をして、喫茶店。二百円のアイス・コーヒー。
バイト学生の店員はおしゃべりが甚だしく、男と女がペアになろうもんなら恋バナの繚乱。
日曜日はウィンドー越しに雹がバラバラ降ってくるのを見た。
表に出てから一粒つまんでみると、兎の糞のよう。雨雲のデトックスだなと思った。
夕刊配達の前まで滞在し、いったん帰ってミニ・カレーとか羊羹とか。

夕刊時はティーシャツ一枚がちょうどいいですね。
給水塔は早朝に見るよりもずっと異様。中はガランドウなのか。
「春ゆふべ給水塔に水満たすひびきあり旧き祈祷のごとく」の塚本邦雄にならうなら、すでに音ひとつ立てない給水塔は、かつての生活の残骸というよりは、境内の老木のような顔をしている。

配達後は夕餉。タイマーで炊飯してありますから、カレーを温めればすぐに食卓につける。でもほぼ立ち食い。
二度目の喫茶店に行き、二百円のアイス・コーヒー。たいがい看板まで居ます。
非番のタクシー運転手が労働論をぶっていたり、ドラマの制服を着た店員がスーツの二・三人と会議をしていたり。
そういえば、先日の土曜日でレンタルビデオのドラマが閉店した。ツタヤが進出してきてから一年ともたなかった。
たまに店員の学生仲間が客で来たりするともう大変。「マックシェイクください」とかやっている。

帰ってギターを弾いたりもするが、テレキャスターを生でつま弾くのみ。
「電流を断たれ、はじめてみづからの声なき唄うたふ電気ギター」の塚本邦雄は、
「みづうみに水ありし日の恋歌をまことしやかに弾くギタリスト」とも歌っている。
ここでまことしやかに恋歌を弾いているのは、アンプに通さないテレキャスターのマコトじゃない音で構わないなと思う。
日付が変わる頃を目安になるべく寝床に入る。寝られなかったことはあまりない。
睡眠がたとえ五分だけでも、二時にはすっきりしている。
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by huck-a-gelmondo | 2012-05-07 23:26