<   2006年 07月 ( 17 )   > この月の画像一覧

青い粉

青い粉は
殺鼠剤です
お手を触れないで下さい
高木ビル 管理室

渋谷センター街のHMV、その入り口にある喫煙所から発見された注意書きです。
サッチューザイと読むんでしょう、やはり。
しかし青い粉とはミスティックです。
その響きと抽象はノヴァーリスの「青い花」と双葉双一の「アイシャドーの女」を思い起こさせます。
どちらにしても「お手を触れないで下さい」ですね、やはり。
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-27 22:18

すりきれた手帖より2

「こんな石ころだって何かの役に立っている。…星だって…」

雨の降る午後、早稲田松竹でフェリーニの「道」を見た後にベンズカフェのテラス席で書き付けた。一匹狼の道化師がみなしごの見習い旅芸人をなぐさめる際の一言である。
ふりこんだ春雨がインキを滲ませている。
ここでまず目に付く教訓めいたメッセージなぞ私にとっては石コロくらいどうでもよかったはずで、重要なのは小石から星へと昇天するイメージの連鎖。
拙作「四方山話は脚本通り」では、ひっくり返った星空が無数の小石となって四辻へとバラ撒かれ、それらはチャチなイタズラ者によって黒天鵞絨の夜空に投げ返される。
そのいかにもな詩的、というよりは詩調の一連は芸術家の揶揄へと続くが、自作曲の注釈はこのあたりで止めるが賢明、
…要は、このメモとは詰まるところ、退屈な休日に起きた、退屈でないモチーフの偶然の一致を祝した一筆ということさ!

この作品中、子連れの未亡人が大男の旅芸人にそれとなく誘われ、「私だって人の子よ、お菓子が欲しいことだってあるわ」と応える場面もある。
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-22 11:55

すりきれた手帖より

「ゴールデンレトリバーの肛門は梅干しをひっくり返したようだ」

西荻窪駅から帰宅中に、前を歩くレトリバー君とその女主人の後ろ姿を見るともなしに眺めていると、首の付け根あたりへ降りてきた啓示であったと思う。
その後の独り歩きで「レトリバーの肛門はひっくり返した梅干しだが、人間の肛門は梅干しを放り込んだ直後のお婆ちゃんのクチだな」まで考察を進めたが、それっきり。
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-19 18:22

ありがとうございました

リサイタル稲荷式~この暑さじゃあ金平糖の太陽だ~
一、ハッカゲルモンドの娘(w/メトロノーム四角錐)
二、四方山話は脚本通り(w/カシオPT直方体)
三、トランプの団地っ子(レイチャールズver. w/カシオPT直方体)
   お便り紹介
四、つま先立ちでキッスがしたい(w/譜面台)
   双葉双一登場
五、仮病(双葉双一による w/ファズ弁当箱)
   双葉双一退場
   ポストマン登場
六、クチの端ワルツ(w/ポストマンinキーボード)
   ポストマン退場 
七、S・A・Y・O ★ O・N・A・R・A(w/カシオPT直方体)
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-15 12:48

夢一夜

「あなたは誕生日だから長尾邸付お風呂入浴券を一年分、七枚あげるわね」
誕生日の翌日、大家さんに呼び止められかけられた言葉である。
とは云っても夢の話、が夢の話は夢の話でも、鼻ちょうちん式の夢ではなく、第一夜くらいはこんな夢であればなあ!と寝ぼけまなこで夢想するほうの夢である。
夢なので、未亡人はかつおの肩たたき券から着想を得た、としておきたい。
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-15 12:06

今晩はリサイタル稲荷式~キャツの湿度は100%~ですよ。
キミの瞳の大根役者、高萩裕司の出番は22時、つまり夜10時から。
ボクの瞳の菊人形、双葉双一の出番は20時、つまりは夜8時から。
二人は離ればなれにされた!汚らしい政略によって。出番を。
兎も角、みなさん20時にはいったん青い部屋に入りましょう。
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-12 09:01

ピノキオ ニート

ピノキオはモテなかった。
いや寄ってくる女はいたが、たいがいは彼の虚言癖に去っていった。
いつしか町ではむっつりスケベの評判だけが彼自身にとってかわっていた。
「かわいいふりをしてるけど、下心がミエミエなのよね」
この町に移ってきたばかりの頃は、鼻の高い好青年で通っていたのに。 
いまでは女友達も居なくなった。
しかしそれもそのはず、
彼の正体は、嘘をつくと鼻の下が延びるほうのピノキオだったのである。
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-10 15:51

「こうしてグラスに入っている氷とはね、小石であるよ」
「といいますと?」
「この灰皿に放り込んでみなさい」

「いい音がします」
「ホラ、小石である」
「といいますと?」
「パリのカフェではね、ソーダ水かなんかを氷なしで注文するだろう?すると氷入りと体積の帳じりをあわせるために小石がいくつか沈めてある、どんな色をしてるかなんて訊きっこなしだ」
「きっとグラスに当たると涼しい音がします」
「氷と同程度に、と枕をつけるべきだろう」
「しかし小石だと溶けませんね」
「そこが問題なんだ」
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-10 15:35

7月の稲荷式

来週に青い部屋でリサイタル稲荷式~年を経るだけ地軸が回る(26rpm)~があります。
ぜひいらしてください。

7月12日(水) 渋谷青い部屋
LIVE SALON
19:00open 23:00close \2300(当日) \2000(会員予約)
【出演】★Le3、双葉双一、高萩裕司
【前座】Gジャンブルース(コント)
【チーママ】吉塚彩乃(青いっ子クラブ/アヤノン)
※お食事・占いブースあります

出順はまだわかりませんが、早い気がします。
年功序列の予感があるからです。   
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-08 10:42

毒を喰らわばパンケーキ

ストレスの結果が胃袋満たしの供宴ではろくなもんじゃないが、僕は一時期マックドナルドの早朝パンケーキに凝った。
僕の日常は「ほぼ毎日が朝帰り」の放蕩なので、「寝る前に一皿」と毎朝の駆け込みドナルドだったわけだ。
シラップでひたひたにしたフニャフニャの三日月ならぬ三枚月は、ほかならぬ微毒盛りの習慣だった。
次第にグチャグチャのパンケーキのような面構えになってきたからである。
お月さんを摂取すれば毒なのは言わずもがなだが、パンケーキもまた微毒である。
そして今朝、やってしまった。
顔面がヒクヒクする。
[PR]
by huck-a-gelmondo | 2006-07-07 10:22