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先日の「言いようのない音楽会2」にお越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました。

1、ハッカゲルモンドの娘~安楽椅子篇~ (w/メトロノーム三角錐)
2、四方山話は脚本通り (w/カシオPT直方体)
3.、トランプの団地っ子~レイ・チャールズ篇~ (w/カシオPT直方体)
4、ケツの穴の小さな毒婦物 (w/ハーモニカホルダー)
5、爪先立ちでキッスがしたい (w/ハーモニカホルダー)
6、全体何の間違いだろう? (w/カシオPT直方体)

「伝説ではなかったね」「あのね、苦しくなったんだあ」「別にね、大きさは関係ない思うし」
「僕はトーキングブルースを書かないといられない」「オレンジのしましまシャツを見せたいんだなあと思ったよ」等々が寄せられた感想です。

マサミ@タンジェリンのジェントルルックも、双葉双一のカジュアルルックも、西川恭の
右手で紡ぐ日常も、どれもよかったですね。
開演前に、同じ曼荼羅系の「ゆりあぺるめぺるるぺろぺろりん」とかなんとかいう喫茶店の二階で、出演者の四人(マサミ、西川、双葉、高萩)はお茶をしました。
終演後も曼荼羅内で甘口カレーを食べたりお酒を飲んだり飲まなかったり。
徒歩圏内でのライブはとてもリラックスできます。

次のリサイタルが決まっていなかったのですが、来月9月20日に渋谷青い部屋での開催が決まりました。
徒歩圏内ではないのでリラックスはできませんが、皆さんの弛んだ笑顔を終始しかめ面で迎え撃ちたいと思います。
よろしくお願いします。
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by huck-a-gelmondo | 2006-08-25 21:57

リサイタル告知式

明日はいよいよのアレです。

『第2回 言いようのない音楽会』
月日:2006/8/21(月)
会場:吉祥寺 曼荼羅
OPEN 19:00 / START 19:30出演:マサミ$タンジェリン、双葉双一、高萩裕司、西川恭
CHARGE 前売\2,000/当日\2,200 (前売当日共に+1drink order \500)

高萩裕司の出番は20:50からですが、このアレでアレなら開演から居るってのが道理でしょう。
お待ちしております。
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by huck-a-gelmondo | 2006-08-20 11:17

「ちょいと坊ちゃん、何がほしい?
 ドロップ?自転車?クレープかい?それともグリーンのズボンかな?

「お髭のオジさんありがとう。
 けれどほしいものなぞ浮かばない。なぜってボクには要らないものが大きすぎて。

「おや!そりゃ穏やかでないことだね。
 すると坊ちゃん、一体全体なにを捨ててしまいたいんだい?

「なにってオジさん重力さ。
 こいつが僕にはジャマなんだ。僕を縮ませおさえつけてる、プリンキピアの悪いヤツ。

「なんとな坊ちゃん!そいつはお高くつきますよ。
 そうなりゃケーキにりんごに詩集に物理学、みんながお皿に落ち着けない。
 虹のアーチも浮き足立つね。

「けれどオジさん聞いとくれ。
 かわりに身体はぐんぐん伸びよう。夜に光が筋ひくように、手足も背もぐんぐん伸びる。

「坊やよそんなにあせりなさんな。
 生き急がずとも駆け上がらずとも、25歳の朝飯前までほうっておいても子は育つ。

「そんなにのんびりしていられません。
 そんなころにはりんごも大地で腐るでしょう。ボクのリップも果汁の潤い忘れてしまう。

「ところが坊ちゃん知ってるかい?
 あいつがなくなりゃ、坊やの身体も行き先知らずのシャボン玉。

「でもねオジさん、だれでも何でもいつかは弾ける浮遊体。
 光を受ければもろくもはかない三秒ルールのプリズムだ!

「なんと!ならならそうとな、坊ちゃん。
あいつがなくなりゃオジイの身体もぐんぐんフワフワ楽しいわい!

「お言葉ですが楽しげなオジさん、
 枯れ枝みたいな身体を伸ばしてぜんたい何が楽しいでしょう?
 ピサの斜塔にぶつかって、ポッキリ折れるがオチでしょう。
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ボクには欲しいものなぞないけれど、やりたいことならひとつある。
 聞いてくれます?白髪のボクよ。・・・鏡の向こうのしかめっ面。
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・
 くじらの身体で背伸びをすれば、お月さんまで届くでしょう。
 ヤボにけぶたい大気を抜けて、瞳をひらけば静かの海だ。
 うるおう唇 果実の滴り 
 技法にあふれる星よサヨナラ。
 ボクの血が青く沸き立つまえに、 
 静かの海にキッスがしたい
 ・・・・・・・
 背伸びしたままキッスがしたい
 ・・・・・・・
 つま先立ちでキッスがしたい
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by huck-a-gelmondo | 2006-08-09 03:39

ハッカゲルモンドの娘

さもしいオデコに夢を見せるのは 一人娘の忍び足
足音ひとつひとつ玉結び なしのつぶての首飾り
すりガラス越しの悲しさよ パイプと娘のサンボリスム

イライラいらいら こみ上げる マラルメマラルメ 棚の中
ハッカゲルモンドどちらまで?

書斎に独り 口笛鳴らしたり 闇を待たずに夜を待つ
散らかる瞳は乱れた星座 影絵の街で娘を叱り

イライラいらいら よみがえる マラルメマラルメ 墓の中
ハッカゲルモンドどちらまで?

白眼の奥では 毎度サヨナラがこぞって
「神秘の伴侶は猫だけ」と ヒゲをくるくるり
指を伸ばした先には 扉絵美人

ハッカゲルモンド氏いまも夢の中 思い煩うまでもない
「手のかかる可愛い娘よ・… 花模様にまたがり振り向いておくれ」


娘は成長していってしまうもの。Cカップくらいにはなったようです。
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by huck-a-gelmondo | 2006-08-09 02:44

好きなもの

前にだれであったか日本のミュージシャンのインタビューを立ち読みした際、今作のレコーディングに先立って、大学ノートの見開き左半分に自分の好きなものを、右半分に嫌いなものをひたすら書き連ねた、というようなことが伝えられていたが、人様のそんなノートはお金をもらったって拝見したくないものだ。
同じように、そんなことを立派に言えるミュージシャン先生の「今作」なんぞお金を払って聴きたくない。
実験物理学者、寺田寅彦の短歌に、そんな野暮を笑いとばすかのような何でもない名品がある。

「好きな物 いちご コーヒー 花 美人 ふところ手して宇宙見物」

ため息しか出ない。
具象と象徴とミクロとマクロがこんがらがっちゃって、挙げ句!しゃれた原音が鳴っているよ。
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by huck-a-gelmondo | 2006-08-07 15:37

七月を送る

七月はむし暑さを置き去りにして去りました。

「レモンの実らが月の愛撫に疵つきたいとのぞむ」

ラフォルグの「七月の夜の憂鬱」という詩の一節ですが、われわれの憂鬱な文月を一筆もて送るのになんとふさわしいことだろう!
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by huck-a-gelmondo | 2006-08-07 11:44